彼女 = ハエ疑惑

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沖田です、

「モスキート音」って
聞いたことありますか?

モスキート = 蚊

のことなんですが、

「蚊の発する音」に似てる
特殊な周波数の音を出すことで
町の治安を維持するらしいです。

これだけだと
「なんのこっちゃ」となりますが、

蚊の飛ぶときの「イヤな音」って
25歳以下の若者にしか聞こえない
らしいんですよね。

大人になると
聞こえなくなっちゃう
「蚊の音」なんですが、

この人間の耳の習性を
利用して若者に「だけ」聞こえる音を
つくるスピーカーがあります。

このスピーカーをマクドナルドや
コンビニの入り口に設置して、

そこに若者がたむろしないように
するということらしいです。

実際のところ、効果は
「絶大」だということらしいです。

このモスキート音、
「騒音による攻撃」じゃないかと
アメリカの議員さんが訴えていたりと
社会的な問題として取り上げられています。

で、

実はこの「モスキート音」を
発することができるスマホの
アプリがあるらしいんですよね

モスキート音発生アプリ

これです↓

その名も「 barrier (バリア)」
というアプリです。

これを使うと若者に
対してだけでなく、

リアルな「蚊」とか「ハエ」、
「ネズミ」までがダッシュで
逃げ出す音を発生させることが
できるみたいです。

「音で蚊が寄ってこなくなる?
バカいってんじゃないよ!」

と思いません?

私は思いました。

で、

「それなら実験してみたらいいんじゃね?」
ということで、早速ダウンロード。

ものは試しとばかりに、
近くにいた彼女(20歳Fカップ慶應生)
に黙ってスイッチをオン。。。

(彼女)「うるせーーーーー!」

怒られてしまいました!

内心「こんなの効果ないでしょ」と
思っていたので、びっくりしましたよね!
(かなり迷惑なヤツです)

ちなみに私には音はまったく
聞こえませんでした。

だから余計にまじかよ!
となるわけですね。

さっきお話しした通り、

このアプリには若者以外にもハエや、
蚊などの虫もやっつける音を
搭載しているらしいのです。

ついでにそれもテストしてみよう、、、

「ハエ」が嫌がる音をスイッチ・・・オン!

(彼女)「うるせーーーーーーーーーーーーー!」

またしても彼女(20歳Fカップ慶應生)
に怒られてしまいました。

どうやら彼女はハエだったようです。。。

なるほど・・・生物によってイヤな
音は異なるらしいですが、

ターゲット以外にも
多少は影響してしまうようですね。

・・・でも、すごくないですか?

スマホのスピーカーから音
(大人には全く聞こえない)がでてて、
それでターゲットが逃げていくって。

あまりに感動したので、
その後、自宅近くの蚊が出そうな
草むらに行って試してみました。

・・・その結果、まったく蚊が出てこない!
(たまたまかもしれませんが)

ビビりました。

めっちゃ使えそうです。

ここまで見てきて、ふと気づきました

「これってマーケティングと同じじゃん」

ビジネスにおいては集客が大事!
と誰もがいいますが、それは
あくまでマーケの一部です。

もっと大事なのは
クレームばかりいうような
「悪いお客さん」を遠のけて、
「良いお客さん」だけを
集める仕組みを作ることです。

特に個人(または小さい会社)
においては、これができないと
いつまでも単価の安い仕事に
時間を奪われ続けます。

(そもそも「集める」こと自体に
手間取っている場合、多くは単純に
必要なことがやれてないだけだったりします)

だから大事なのは「望まないお客」が
来ないようにすることです。
モスキート音のアプリのように。

バリアを張ることで
良いお客とそうでないお客を
分ける必要があるんですね。

ポイントは
「望まない(悪い)お客だけ」
排除することです。

良いお客さんまで
排除しちゃったらアウトです。

(当たり前ですが)

一言でいうと、
「お客さんをセグメント(仕分け)する」
要素をつくることです。

これを実際に行う方法としては、
こんなのがあります。

「良いお客さん」と「悪いお客さん」を分けるアイデア

● 値段を上げる

これは一番効果が
分かりやすいですね。

値上げをすると
モロに客層が変わります。

● ハウスルールをつくる(お客さんを選定する)

これはたとえば、「○○の人はNG」と
予め決めてしまうことです。

ちなみに私のところは
「失礼な態度」取る人はその場で
アウトにしています。

お金もらってても
追い出しますね(すごく大事)

● 条件づけでフィルターする

レストランには
「ドレスコード」があります。

これは「ある一定の基準」を
満たしていないと入れませんよ。

というフィルターですね。

また「実績ベース」で
フィルターする方法もあります。

「資格」や「認定」がないと
参加できないようにします。

受験でいうと「センター試験」
(もうなくなりますが)です。

センターである程度の点数が
取れなければ、出願ができない。

これも条件づけのフィルターですね。

もちろんバリア張るだけじゃだめ

今話したようなことをすることで、
「嫌なお客」とコミュニケーションを
しなくて済むようになります。

これはかなり価値が高いですが、
もちろんそれだけじゃダメです。

「望むお客さんが寄ってくる仕組み」
を持つ必要があります。

フィルターするだけでは
いいお客どころか「誰も来ない」
という状況が待っているだけです。

このように「望むお客さん」が集まって、
「嫌なお客さん」を排除する、

そんな仕組みが『ファネル』の役割です。

マーケティングとは
「理想的なお客さん」を特定する作業です。

あなたはいま、どんな風に
理想のお客さんを集めていますか?

どんなフィルターを設置すると

良いのか、考えてみると良いかも
しれませんね。

沖田賢治

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