ビジネスを成長させる4つの柱:中編

Bookmark this on Hatena Bookmark
Pocket

沖田です、

個人でビジネスやっていると、やること多くて大変ですよね。

企業だと役割分担がありますけど、ひとりで仕事をしている起業家の多くは全部自分でやらないといけません。

モチロン外注さんにお願いしたりはしますが、その依頼は自分でやんないといけなかったりします。

マーケティングに便利なツールや仕事をサポートしてくれるサービスはたくさんありますが、ポイントを外していたらやっぱり成果は出せません。

ビジネスは成長するか、衰退するか

の2つの道しかありません。

あなたのビジネスを成長させるには、必要なポイントを知っておく必要があります。

というわけで、前回お話したビジネスを成長させるための話の続きです。

前回の話はこちらから:
ビジネスを成長させる4つの柱:前編

自己マネージメント

ビジネスを始めたばかりの頃は、「自分が何をやっているのか分からない」という状態になりがちです。また「やっていることが正しいのか分からない」という疑問を持ち続けながら行動する事もあるでしょう。

こういう状態は自分にブレーキを掛けながら前に進もうとしている状態なので、あんまり良くはないですよね。

こういったブレーキを外すために、前編でお話したモチベーションの部分と効果実証済みの戦略を手に入れることが大事だという話をしました。

そこから戦略を実践していくには自分自身をきちんとマネージメントする必要がありますね。

自己マネージメントのポイントはシンプルで、「やるべきことをきちんと管理して、ちゃんとやる」です。

まあ当たり前すぎて「なに言っとんねん」となると思うんですが…実際にはなかなか大変ですよね。そこで少しヒントになるような話をします。

戦略をもっていて、実行のためのタスクがきちんとできていれば確実に前には進みます

終わりを見てから始める

このコンセプトはスティーブン・コビー博士の有名な本、7つの習慣にでてきます。

僕らがなかなか行動できないのは「実行しているイメージが持てないから」というのも一つの原因です。

出来上がったイメージが持てないと、「どうやったらいいのか分からない」という状態になります。

なので、まず行動する前に「出来上がったイメージはどんな感じ」なのかを想像します。頭の中でイメージが作れれば、行動しやすくなりますね。

「そのタスクを終えたらどんな感じになるのか?」にフォーカスを合わせてみる。それだけで行動に一貫性が持ちやすくなります。

この「終わりを見てからはじめる」を実行することのメリットは大きいです

得たい結果に焦点を合わせる

タスクに焦点を合わせることは合理的な気がしますが、実際のところ生産性が下がることが多いです。

理由はタスクは「こなすものだ」と認識されてしまうことにあります。どれだけこなしても延々と終わりのない道のように感じます。その結果、モチベが下がります。

終わりをみてから始めることで、タスク・フォーカスではなく、成果にフォーカスを合わせることができます。

サラリーマンでの仕事が長い人は「タスク・フォーカス」の人が多い気がしますが、「成果フォーカス」の人もいて、きちんと終わりをイメージできている人はパフォーマンス高い人が多いと感じますね(まあもちろん人によりますが)。

改善したければ、計測しろ

予定通りにことが進んでいるのか、いないのか?それを確認するには、タスクの達成をチェックする必要があります。

私が実際にチェックする項目としてはこんな感じです。

生産性をあげる4つのチェックリスト


1.見積もり時間(タスク完了までの予想時間)

実際にタスクに取り組む前に、どのくらいの時間がかかるかを予想して書き出します。やってみるとわかりますが、僕らは思った以上に自分の能力を過信して見積もり時間を少なくしがちです。

自分が想像する時間の2倍くらいが目安になるかもですね。ちなみに私は5分単位で予想時間を出しています。

2.実際に掛かった時間(実際にかかった時間)

タスク管理のノートには予想時間だけではなく、実際にかかった時間も記入します。

この計測は結構めんどうだと感じる人も多いので、アプリを使うのもおすすめです。

togglというアプリを使うと、タスク完了までどのくらいかかったのかを記録できます。スマホでもPCでも使えるので結構おすすめです。

toggl

実際に掛かった時間と予想時間をあとで照らし合わせたら、自分の予想時間がどのくらい合っているのかが見えてきます。

たとえば、ブログのライティングに30分を予定していたけど、実際には60分かかっていたとしたら次からは40分を目指すぞ!みたいな感じですね。

計測することで次からプランを立てやすくなります。

3.成果(どんな成果を得たか?)

1日の終りには「今日一日での成果」をチェックします。タスクを実行した結果、どんな成果を手に入れたのか?ということです。

ここでチェックするのは、「どれだけタスクを完遂したか」じゃなくて「どんな成果が手に入ったのか」という部分です。

さきほど話したように、タスクに焦点を合わせているとタスクに囚われてしまいます。タスクを実行した成果に注目します。

4.課題

これも1日の終わりにチェックするのですが、実行してみて起きた課題(イシュー)を書き留めておきます。

特に1人で仕事をしていると、うまくいかないタスクを放置したりする事が起きます。あるいはうまくいかない方法をグルグルと繰り返して、堂々巡りをひたすらやってるとか。

これだと前に進めませんよね。

いま解決するべき課題はなにか?が分かると改善する方法が見つけやすくなります。

例えば、WEBの技術的な部分がわからずに時間がかかった、そもそもやり方を知らなかったなどですね。

という感じで、ほんとはまだまだ話したりないのですが、長くなったので続きは次回に回します

沖田賢治

Bookmark this on Hatena Bookmark
Pocket