沖田です、
私は昔から人の相談を受けることが多いです。
ビジネスだけじゃなくて、意外と恋愛や人間関係について相談される事も多いです。
こういう相談って受ける側も色々と発見や気づきがあるんですよね。
そんなのもあって、なんだかんだで頼ってもらえているのは嬉しいです。
ちなみに、起業して数年の人からよくもらう相談ナンバーワンは「自信がない」です。
・今のやり方で成果出るか不安
・自分にできるのか、自信がない
・失敗したらどうしよう…
いろいろな不安があって「自信がない」という言葉に出てきているんだと思います。
「自信なんて関係ない！やるしかない！」ってなる人は問題ないのですが・・・「大丈夫かな？」と不安を感じながらだと失敗する可能性は上がります。
興味深いのですが、「自信がない」と言っている人を見ていると、何をやってもうまくいってません。
・・・これはビジネスだけじゃなくて、スポーツなんかでもそうだと思うのですが、「自信がない」という状態は、自分自身に「オレ（私）はうまくいかないだろう」という催眠術をかけているようなものなのです。
なので多少うまくいったことがあったとしても、「いや、これは偶然うまくいっただけ」といってスルーしてしまいます。
その結果、何も得ることができないのです。。。
自信を手に入れるための「サイクル」
ビジネスがうまく行かない時、99％の人は「うまくいくやり方（戦術）」を探します。
ですが、実際にはどんな素晴らしい戦術を手に入れても、自信を感じることができなければ失敗のサイクルにハマります。
これは言い換えると『戦術（やり方）よりも自信のほうが重要』だということです。
どんな問題でも解決するには「順番」があります。
順番を間違うと、ホントはうまくいくハズだったことでもうまくいかないのです。
だからもしあなたが「自信の無い状態」だと「新しい方法」を学ぶよりも、「これならできるかも」と感じることのできる心理状態をつくることの方が大事なのです。
ビリーフ → 計画 → 戦術 → アクション
この図を見てもらうと分かるように、「効果的な行動」を取るには「効果的なやり方（戦術）」を知っている必要があります。
戦術とはただ単に「やり方」なので、その手前に計画が必要です。
計画なくガムシャラにやっても、当然何も起こりません。
そして一番大事なのが、「どんな計画」を選択するかということなのですが、これに影響するのがビリーフ（思い込み）です。
売上を上げるにしても、集客するにしても僕らはアクション（行動）して結果を出そうとします。
でも実際のところ、
「行動」は結果には繋がりません
大事なのはアクションよりもずっと手前。ビリーフ（思い込み）だからです。
例えばの話ですが、
SNS集客をやっていて、うまくいかない人は「自分にはやり方が合わないのかな・・・」と考えてしまう、なんてケースがあります。
でも実際には問題は「やり方」ではなくて『ビリーフ』にあります。
「ところで沖田さん、ビリーフってなんですか？」
ビリーフとは一言でいうと「〇〇＝△△」です。
「なに言ってるのかよく分かりません・・・」
オーケーです、くわしく話します。。。
例えば、あなたが「私は頭がいい」というビリーフを持っていたとします。
これは「私＝頭がよい」という図式が頭の中でできています。
「私は頭がよい」というイメージが腑に落ちていると、少しむずかしい問題があっても「頭がいいんだからこんな問題は解けるはずだ」と行動します。
そして何らかの成果を手にします（新しい知恵が手に入ります）。
でも、ほとんどの人は「難しい問題」があると、「自分にはムリだ」とあきらめます。
あと少しやれば成果がでるのに・・・という場合でも気づくことができません。
これがトップクラスの「やり方」を学んでも成果が出ない理由です。
『自信』というのは自分自身に対してもっているビリーフのことです。
このビリーフをチューニングしたら、成果が出はじめます。
ビリーフの調整
もう一つ例を出します。
・・・例えば納豆がキライな人がいたとします。
その人は「納豆＝マズイ」というビリーフを持っています。
これ、すごく興味深いのですが、ビリーフは人によって異なります。
納豆が好きな人もいれば、嫌いな人もいます。
人によって違うのです。
納豆という食べ物自体は同じなのに、ビリーフによって解釈が変わります。
これをSNS集客で考えてみたら、
ある人は「SNS＝集客する場所」というビリーフを持っていますが、別の人は「SNS＝友達と繋がる場所」というビリーフを持っています。
・・・また別の人は「SNS＝自分には向かない」というビリーフを持っています。
興味深いです。
「SNS集客は自分にはできない」というビリーフを持っていたら、当然うまくいきません。
なんでって、人は頭のなかでイメージできることしか実行できないからです。
例えばですが、
ある日、あなたがベッドの上で目が覚めたらイーロン・マスクになっていて・・・オフィスにいって新型のテスラ（電気自動車）の販売会議を指揮している・・・なんてことをリアルに想像できる人は殆どいません。
まあ一言で言うと、
「私には向かない」と思考していると、やれば成果がでることでもできなくなるということです。
そればかりか、「悪い結果」を期待するようにさえなってしまいます。
良い兆候がでているのに・・・それを「悪いこと」だと捉えるようになります。
この事を私は
「悪魔の催眠」と呼んでいます
ナポレオン・ヒルのいうヒプノティックリズムですね。ビリーフは繰り返せばくりかえすほど強固になります。
ぶっちゃけていうと、この状態が数年も続いてる人はお手上げです。周りが手助けしても抜け出すことはできません。
文字通り、本人が目を覚ます以外は。
なのですが、
興味深いポイントは・・・比較的浅い段階のビリーフは意外とカンタンに変えることができるということです。
ビリーフとはイコール思い込みですが、ビリーフは「人から借りる」ことができます。
自信や確信は伝搬されます。
例えば、本当に素晴らしいセールスマンは「この商品は最高」というビリーフが高い傾向にあります。
「テクニックでなんとか売ろう」とするのはぶっちゃけバレます。特に相手もセールスを学んでいたりすると一発です。
・・・素晴らしいセールスマンは「この商品は最高」だというビリーフをクライアント（お客さん）に影響させています。
お客さんは彼の素晴らしいセールストークを聞いて、心の底から「この商品は本当に良さそうだ」と感情がうごくことで「よし、買おう！」と決意します。
ビリーフを人から「借りる」
これと同じで、自信が無い状態でもそれを「借りる」ことができる場所にいけば自信を手に入れることができます。
ただし…大切なのは「誰から自信を借りるのか」というところです。
あなたがコンサルタントとしての自信（確信）が欲しいなら、有能なコンサルタントから影響を受けるべきです。そういったコミュニティで会話することで「売上は上がって当たり前」というビリーフを手に入れることができます。
なんとかセラピーとか、催眠療法とかで「仮の自信」を手に入れても意味がありません。だってそれは「現場で体験した自信」じゃないからです。
こういう人多いですが、意味はありません。自己肯定感を高めることには繋がっても、ビジネスの現場では役に立ちません。
そもそも「経験していない自信」をつくることはできないからです。
※ 当たり前ですが、経験してないことのビリーフ（思い込み）は作れません。
自信とは「体験」を通してしか手に入れることができません。それも現場でのリアルな体験です。ただの想像は妄想でしかありません。
フェラーリに乗った事をイメージするんじゃなくて、手っ取り早いのは「実際に乗ってみる」ことです。これに勝るイメージは作れません。
成果につながる自信を手に入れるコツ
そんなわけで、まとめると、自信を手に入れたいなら「どの分野の自信を手に入れるか」ということを知ることが最初です。
あなたが「クライアントに成果を提供できるコンサルタントとしての自信」を手に入れたいんだったら、いま現場でガシガシやっているコンサルタントの影響をできるだけ受けることです。
自分が参考にしたい、素晴らしいと思う人がいれば、その人の影響をドンドン受けることができる場所に積極的にいくべきです。
素晴らしい人や環境は探せばいっぱいあると思います。
そのひとつは、私がたまに招待している非公開のFBグループとかですね。
こういうところで実際のコンサルの成功事例や、他のメンバーの成功談などを聞いてくと、なんとなく現場でやれる感覚と自信がついてきます。
ポイントはいま「現場」で活動しているコンサルタントたちと会話する（これができる場所は正直少ないと思います）、コミュニケーションすることで「難しい問題」に対する対応や新しいチャレンジ、業界のトレンドを肌感覚で身につけていきます。
実際私はそうやって感覚を磨いてきました。そのために少なくとも数千万円投資しています。
そういった投資って費用対効果で考えるとかなりリターンが大きいワケです。個人的にはコスパが良すぎな投資です。
とはいえ、私のコミュニティは無料でやっています。ただし募集は気が向いた時だけです。
興味がある場合はこちらのメールマガジンに登録しておいてください。たまに案内しています。
結局の所、人は自分が思い込んだ通りに行動するという単純な生き物です。だから思い込みが変わると、人が変わったように行動が変わります。
でもそれっていいことですよね。自分自身が本来望んでいることですから。
どんなビリーフを持つかで成果は変わります。
ポイントは「自分に必要なビリーフを選ぶ」こと。そして「影響を受ける環境を選ぶ」ことです。
「その分野でうまくいっている人」と会話することですね。
行動しても成果がでないと感じているなら、ビリーフを疑ってみると良い。そしてビリーフを変化させるために影響を受けよう。
という話でした。
追伸：コンサルタントとしての実際の現場のイメージを手に入れたいなら、こちらのメールマガジンを読んでおいてください。たまに無料のFBグループの招待をします（変な人が来ないように、一応審査性になっています）。
ここでは実際の私のクライアントさんの成功事例などを共有したりしています。
