オススメ本 | 起業したらすぐ読むべき本5選

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沖田です、

「オススメの本はありますか?」

人に会うとよく聞かれる質問です。

そのたびに考えるんだけど、オススメ本ってその人によって変わってくるのでムズカシイなーと思いますよね。

本って手軽なんだけど、体系的に学べるメディアです。

だからこそ、その時必要な内容じゃないと知識が全然入ってこないんですよね。

「今じゃない」タイミングで読んでも学びになりづらい。だから自分は今どんな情報を必要としているか?っていうことを認識しておくのは大事かなと思います。

というわけで今回は「起業して早い段階で(もしくは起業前に)読んどくべき本」というテーマで5冊ほど紹介してみたいと思います。

もしあなたが起業して数年、もしくはビジネスやってるけど思うようにいってないなら、今日の本は役にたつかもしれません。

ちなみに今からお伝えする本たちは元々、社内のメンバーやプロジェクトメンバーに勧めてた本です。いまだに新しくチームに入った人には勧めてます。

成長した時に読み返せる本

で、今回の本は「マーケティング」「セールス」「仕事のやり方」みたいなカテゴリに入ります。

プログラミングなどの専門書は入れてません。専門分野よりは、土台になるような本を選んでいます。

それぞれの本が扱ってるテーマ自体は結構深めなんですが、その分自分の成長に合わせて読み返すたびに学びがある内容になっています。私はどの本もかなりの回数読み込んでて、友人からは「オタクだね」と言われるくらいにこの本たちのファンです。

イシューからはじめよ


それじゃ、1つ目の本はコレね。

この本、一言で言うと「取り扱うべき前提を知ることが大事」っていうことだと理解してます。

ビジネスをやっているといろいろな問題が起こります。

特にコンサルタントなんかをやっていると仕事=問題解決(クライアントの)ですよね。

これはコンサルだけに限らず、ビジネスをやる上ではだれもが問題にぶち当たります。その時、「どの問題を解決するか?」という判断はチョー重要。

多くの人は「そもそも扱う必要のない問題」とか「ぜんぜん優先順位が低い問題」に時間を取られてて、ほんとうに大事な課題にはぜんっぜんやってない!なんてことはかなりあるからね。

またこの本はあれこれ計画を練るより、とりあえずやってみてイシュー(解決すべき課題)を見つけることが大事ともいってます。

また問題の「解の質」「イシューの度合い」という2軸も教えてくれていて、これがきちんと理解できるとマジでムダなことをしなくなります。

さっきの重要な課題が放置されているのはイシューの度合いが低いことばっかやってるのが原因だね。

人を動かす


これはいわずもがな、デール・カーネギーの名著ですな。

名著ですが、それだけに「これってどんな本?」と聞くと「うーん、いい本ッス!」という残念なコメントを聞くことが多い。。。

ただの良い本!っていうには勿体なすぎるんだけど。

この本はビジネス的にはズバリ、セールスの本だと考えるといいです。

「購買」ってのはズバリ「行動を促す(人を動かす)」ことですね。人に行動してもらうための本質はこの本に書いてあります。

ちなみに原著はたしか How to win a friend and influence people. どのように影響力をもって友達をつくるのか、だったかと(検索するのがめんどうw)

セールス=人間関係をつくること。

と考えたら、この本、すごく使えますよね。学びの本じゃなくて、実践のための本だね。

ちなみにこれは余談だけど、アメリカのある大富豪が昔、セミナーに申し込んで当日行ったら、間違ってこのデール・カーネギーの講座に申し込んでたんだって。

でも講座で学んだ内容がビジネスにめちゃめちゃ活きて、めちゃめちゃ収入に直結したという。。。それはたしかデールのスピーチのコースだったかと思うんだけど。まあいいや(適当)

7つの習慣


うーん、これもだれもが知る名著!

こんな王道ばかりでいいのか!?ということなんだけど・・・でもこの内容は外せないのです。

私自身も7つの習慣のファンで、毎年読み返しては新たな発見がありますよね。

この本の内容はシンプルだけど、コンセプトは超深いです!まさに」「知るは易し、行うは難し」ですな。

7つの習慣では「依存」「自立」「相互依存」という3つのステージの話をしていて、それぞれのステージごとに得るべき習慣の順番がある。

最初の3つの習慣ができてたらとりあえず「自立」のステージに入るんだけど、ここで興味深い話が。

この自立ステージにいる人(だと私が認識してる)人にインタビューしてみると、大体みんな年収で1000万円は超えてる場合が多いと感じてます。

逆に、最初の3つの習慣ができてないのではないか…と感じられる人の殆どが1000万いってませんでしたね。うーん、恐るべし第3の習慣の壁!

とりあえず収入上げてガンガン行きたいなら自立ステージまではいきましょう(こんな紹介の仕方をしてたら怒られるかもしれん、、、)

ちなみにちょーざっくりと第3の習慣までを説明しとくと、

1.主体的である
英語だと Be proactiveですね。受け身ではなく、率先している。

2.終わりを見てから始める
Begin with the End in mind.
結果がどうなっているのか、そのイメージを持って行動する。

3.重要事項を優先する
Put first things first.
分かっててもできない、という事も多いんだけど、緊急ではないけど重要なこと(成長するための勉強とかね)からやってけと。

と、まずはこの3つの習慣を押さえるといいですね。・・・私の解釈が入っているので、違ってたら教えてくださいw

実際のところ、この3つの習慣できないと私のチームでは仕事になりません。そんくらい大事なんですが、テーマが大きいだけに多くの人が「知ってる」と一般化しちゃっていることが多いかなと感じますね。

自分はどの部分が足りないだろう?どうすればいいだろうか?と質問しながら読むことをオススメします!

究極のセールスレター


ビジネスをやってく上で、セールスは外せない要素です。
特に個人でやってるビジネスでは商品の確保から提供、販売まではすべてできないと話になりませんよね。

そして販売する上では「広告」が必要になります。

「売れる広告」をつくるなら、コピーライティングの技術が超・重要ですね(大企業のイメージコピーじゃなくて、セールスを目的としたセールスコピーのことを指す)。

そのコピーライティングのベーシックにして本質を教えてくれるのがこの本です。私はこれを原著で何度も読んでおせわになりました!

海外のダイレクトレスポンスマーケティングの権威も 「マーケティングとはコピーライティングのことだ」 と言っちゃってるんですが、その権威とはこの本の著者、ダン・ケネディさんですね。

海外では「マーイケティングの生ける伝説」として神扱いされてる方です。

そんな『コピーライティングの神』のお言葉に触れることができる!という庶民には非常にもったいない本です(ウソです。庶民むけで分かりやすい内容です)。

ま、この本について話すとすごく長くなってしまうので、売れる広告作りたいならまずは読め!という感じですね^ ^

ロジカル・シンキング


経営コンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーで活躍された著者おふたりの論理的思考を身につける本です。

プレゼンやセールスで「うまく伝わらない」という経験は誰しもあると思います。

この本はそういった思考を「感覚ではなく、きちんと伝える」ための論理思考をするための方法が学べます。

論理思考の基本、MECEについても例とともに書いてあって分かりやすい!

MECEとは日本語で「漏れなく、ダブりなく」という概念で、物事の要素を列挙する際などの基本ですね。まあ、詳しくは読まれるとよいかと。

ここに書かれている内容はロジカル・シンキングの基本なんだけど、メンバーにはかならず読んでもらっている一冊ですね。

説得力のあるプレゼンにも必須のスキルなんで、「必死に話してるんだけど、なんか伝わらない」という人は読むとよいかもですね。

自分のケースに当てはめて活用しよう

今日お伝えした本全体に関してですが、それぞれめちゃ素晴らしいコンテンツです。

ただ知るだけではもったいないので、ぜひあなたの今の状況に照らし合わせて実行する感じで使ってもらえると良いかと思います。

私は理解には段階がある、といつもいっています。

・頭で理解する

・身体で理解する

という2段階ですね。これらはまったく違うもんです。

よく現場でマーケティングやってない人が色々いいますが、実際にフィールドでプレイさせたらまったく使えない、、、なんてのがあるのは「身体で理解してない」からです。

コンサルティングを生業としている人で、身体で理解していない人は話聞いたら一発で分かっちゃいますね。

ぜひ身体で理解するレベルでビジネスに取り入れていきましょう!

ちなみに私は「読んだ本は24時間以内に何かしら実行する」というのを実践しています(もしくは何かしらのアウトプットをする)。

実践ベースで本を読むので、1500円で買った本をその日に実践⇒翌日通常の売上にプラスで50万円とかが普通に起こります。

しかも知識は「何度も使える」最高のツールです。学びと実践には投資すべし!ですね。

それでは、また!

沖田賢治

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